1.試験の概要 | ||||
試験日時:2014年12月6日(土)・7日(日) 試験会場:東京(東京医療保健大学五反田キャンパス) 試験内容:
|
||||
2.受検状況 | ||||
受検者数:論文試験・・・134名、面接試験・・・130名 | ||||
3.試験結果の概要 |
|
|||
4.評価方法 | ||||
2014年度の上級医療情報技師能力検定試験(二次試験)は、これまでの二次試験と同様に、論文試験と面接試験を行って合否を判定しました。 論文試験(論文2)については、課題文を提示し、課題文で述べられている内容や課題文に対する意見を1,200字以上1,500字以内で記述していただく試験を行いました。採点は、
面接試験については、3名の面接員で1名の受検者の面接を行い、
その後、論文試験の評価と面接試験の評価のいずれもが、合格水準に到達しているかどうかにより二次試験の合否を判定しました。 |
||||
5.講評 | ||||
今回の論文試験(論文2)の問題は、地域医療連携における増大する情報と閲覧責任について述べた雑誌の記事を読み、情報共有に関する課題を問うものでした。上級医療情報技師には、医療や情報に関する最新動向を常に把握していること、そういう課題について自分の考えをまとめて論理的に説明できることを能力として求めています。答案の作成にあたっては、2つある課題に的確に答えることが必要です。2つの課題に答えていないもの、制限内の文字数で書かれていても課題には関係がない内容を記述したもの、あるいは関連が薄い内容を記述したものは低い評価となりました。また、文字数が不足しているもの、誤字・脱字があるもの、そして丁寧に書かれていないものは減点の対象となりました。 また、論文1は、面接時に話題を引き出すために使用するもので、スライド形式でまとめるように求めていました。したがって、図解することや簡潔にポイントを箇条書きすることなどの工夫が必要であり、スライド枠内に長々と文章を書くことは避けることが大切です。 医療情報技師育成部会では、幅広い視野をもってプロジェクトリーダなどの役割が担える人を上級医療情報技師として認定しています。上級医療情報技師能力検定試験は、特定分野の職務経験しかない方、医療現場の実務経験が十分でない方には厳しいかも知れません。しかしながら、特定分野の職務経験しかない方や医療現場の実務経験が十分でない方であっても、保健医療分野の動向、医療情報や医療情報システムについての知識、実務能力、将来展望をもっておられれば合格は可能です。次回も受検される方は、いま以上に幅広い視野をもてるように研鑽を積んでいただき、合格されることを期待しています。 |
2014年度・上級医療情報技師 二次試験合格 受検番号の一覧 | |||||||
C00005 | C00010 | C00016 | C00023 | C00024 | C00038 | C00047 | C00053 |
C00056 | C00061 | C00078 | C00086 | C00087 | C00093 | C00094 | C00103 |
C00110 | C00113 | C00121 | C00123 | C00124 | C00129 | C00130 | C00131 |
C00134 | C00138 | C00140 | ------ | ------ | ------ | ------ | ------ |