1.試験の概要 | ||||||||||||||||||||
試験日時:2012年12月1日(土)・2日(日) 試験会場:東京(東洋学園大学本郷キャンパス) 試験内容:
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2.試験結果の概要 | ||||||||||||||||||||
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3.講評 | ||||||||||||||||||||
2012年度の上級医療情報技師能力検定試験(二次試験)は、これまでの二次試験と同様に、論文試験と面接試験を行って合否を判定しました。 論文試験については、課題文を提示し、課題文で述べられている内容や課題文に対する意見を1,200字以・繧P,500字以内で記述していただく試験を実施し、@課題の趣旨を正確にとらえ、設問に適切に答えているか、A医療情報技師の立場から自分の意見を論じているか、B論旨は明確でよく構成されているか、C適切な文章が書けているか、の4つの観点から採点しました。採点にあたっては、5名の採点者がそれぞれ、全受検者の解答を読んで採点を行い、その後5名で合議して最終的な評価をつけました。今回の試験で合格水準に到達しなかった論文では、課題の趣旨を正確にとらえられず、設問に適切に応えられなかったものが多くみられました。 面接試験については、3名の面接員で1名の受検者の面接を行い、@職務経歴書に記載された内容に応じた実務経験・対応力を有しているか、分析力や問題解決力はあるか、A調整力・統率力・協調性はあるか、B面接での質問の意味や意図を的確に理解し、自分の考えや意見を明確に表現できているか、プレゼンテーション力はあるか、C上級医療情報技師となった後の個人の目標、所属組織への貢献、社会への貢献などを説明できるか、D面接態度は適切か、の5つの観点から評価を行いました。今回の試験で合格水準に到達しなかった多くの方については、実務経験に基づく対応力が不足していることや広い視野で考える力が不足していることが指摘されていました。 その後、論文試験の評価と面接試験の評価のいずれもが、合格水準に到達しているかどうかにより二次試験の合否を判定しました(論文試験の合格水準到達率:44.6%、面接試験の合格水準到達率:57.0%)。その結果は、試験結果の概要に記載したとおりで、合格者は37名(合格率30.6%)でした。なお、合格者37名のうち8名は2010年の一次試験合格の方、8名は2011年の一次試験合格の方でした。 上級医療情報技師能力検定試験は、特定分野の職務経験しかない方、医療現場の実務経験が十分でない方には厳しいかも知れません。しかしながら、上級医療情報技師は、幅広い視野をもってプロジェクトリーダーなどの役割が担える人を認定していますので、特定分野の職務経験しかない方や医療現場の実務経験が十分でない方であっても、医療情報や医療情報システムについての知識、実務能力、将来展望をもっておられれば合格は可能です。次回も受検される方は、論文では課題の趣旨を的確にとらえて適切に応えられるようし、また面接ではいま以上に幅広い視野をもてるように研鑽を積・でいただいて、是非合格されることを期待しています。 なお、今回の試験より、論文試験と面接試験の結果を合否判定通知書に記載することにいたしました。そのため、個別の試験結果の開示は行いませんので、ご了承ください。 |
2012年度・上級医療情報技師 二次試験合格 受検番号の一覧 | |||||||
C00002 | C00006 | C00007 | C00011 | C00013 | C00014 | C00015 | C00018 |
C00025 | C00029 | C00036 | C00038 | C00045 | C00046 | C00048 | C00059 |
C00062 | C00065 | C00068 | C00078 | C00088 | C00089 | C00093 | C00096 |
C00100 | C00101 | C00102 | C00104 | C00106 | C00108 | C00109 | C00111 |
C00116 | C00117 | C00120 | C00123 | C00124 | - | - | - |