1.試験の概要 | ||||
試験日時:2013年11月30日(土)・12月1日(日) 試験会場:東京(TKP市ヶ谷カンファレンスセンター) 試験内容:
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2.受検状況 | ||||
受検者数:論文試験…124名、面接試験…121名 | ||||
3.試験結果の概要 |
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4.講評 | ||||
2013年度の上級医療情報技師能力検定試験(二次試験)は、これまでの二次試験と同様に・A論文試験と面接試験を行って合否を判定しました。 論文試験については、課題文を提示し、課題文で述べられている内容や課題文に対する意見を1,200字以上1,500字以内で記述していただく試験を行いました。採点は、 @課題の趣旨を正確にとらえ、設問に適切に答えているか、 A医療情報技師の立場から自分の意見を論じているか、 B論旨は明確でよく構成されているか、 C適切な文章が書けているか、 の4つの観点から行いました。採点にあたっては、5名の採点者が読んで採点し、合議して最終的な評価をつけました。 面接試験については、3名の面接員で1名の受検者の面接を行い、 @職務経歴書に記載された内容に応じた実務経験を有しているか、 A分析力・問題解決力・調整力・統率力・協調性などいわゆる現場での実務能力はあるか、 B面接での質問の意味や意図を的確に理解し、自分の考えや意見を明確に表現できているか、プレゼンテーション力はあるか、 C上級医療情報技師となった後の個人の目標、所属組織への貢献、社会への貢献などを説明できるか、 D面接態度は適切か、 の5つの観点から評価を行いました。 その後、論文試験の評価と面接試験の評価のいずれもが、合格水準に到達しているかどうかにより二次試験の合否を判定しました(論文試験の合格水準到達率:42.7%、面接試験の合格水準到達率:53.7%)。その結果は、試験結果の概要に記載したとおりで、合格者は32名(合格率25.8%)でした。なお、合格者32名のうち6名は2011年の一次試験合格の方、10名は2012年の一次試験合格の方でした。 今回の論文試験(論文2)の課題は、社会保障・税共通番号法について述べた新聞の社説を読み、関連する問題点を書くというものでした。上級医療情報技師の方には、医療や情報に関する最新動向を常に把握していること、そういう課題について自分の考えをまとめられることを能力として求めています。答案の作成にあたっては、課題(今回は2つありました)に的確に答えること、文字数制限を守ることが必要です。文字数が不足しているものや、制限内の文字数で書かれていても、課題には関係がない内容、あるいは関連が弱い内容を記述したものは評価されません。 また、面接に使用する論文(論文1)は、スライド形式でまとめるように求めていました。したが・チて、図解することや簡潔にポイントを箇条書きすることなどの工夫が必要であり、スライド枠内に長々と文章を書くことは避けていただくことが大切です。 医療情報技師育成部会では、幅広い視野をもってプロジェクトリーダなどの役割が担える人を上級医療情報技師として認定しています。上級医療情報技師能力検定試験は、特定分野の職務経験しかない方、医療現場の実務経験が十分でない方には厳しいかも知れません。しかしながら、特定分野の職務経験しかない方や医療現場の実務経験が十分でない方であっても、医療情報や医療情報システムについての知識、実務能力、将来展望をもっておられれば合格は可能です。次回も受検される方は、いま以上に幅広い視野をもてるように研鑽を積んでいただき、合格されることを期待しています。 |
2013年度・上級医療情報技師 二次試験合格 受検番号の一覧 | |||||||
C00010 | C00011 | C00018 | C00020 | C00025 | C00029 | C00033 | C00036 |
C00038 | C00040 | C00049 | C00052 | C00053 | C00054 | C00063 | C00066 |
C00071 | C00074 | C00075 | C00076 | C00078 | C00083 | C00088 | C00101 |
C00104 | C00110 | C00113 | C00117 | C00123 | C00125 | C00126 | C00128 |