医療情報基礎知識検定試験のご案内
EMHIU: ExaMination for Healthcare Information Users 2014.04.18.
医療の情報化が進む今日、保健医療分野で業務に従事される方は、ほとんど例外なく患者情報、 健康情報等を扱う情報システム(病院情報システム、電子カルテシステム、レセプト電算処理システム、 健診情報システム等)を利用します。患者情報、健康情報等の取り扱いには、個人情報保護、プライバシー保護に 特別の注意が必要であることは言うまでもありませんが、電子化された医療情報は紙媒体とは性質を異にするため、 それを取り扱う人は、ITの基本的素養を身につけ、医療情報システムの特質を理解し、 医療情報倫理を踏まえ、ユーザとしてのセキュリティ対策を講じることができる知識をもっていることが求められます。
「医療情報基礎知識検定試験」は、医療情報を扱う人々が共通にもっておくべき基礎的な知識を検定するものです。 本検定試験は、合否判定を行って資格を与えるのではなく、受検者が自身の知識レベルを客観的に評価する機会を提供することを目的としています。業務として医療情報システムを使うことがある方、患者情報・健康情報等の処理に携わる方には、ぜひ受検をお勧めいたします。
実施団体 |
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一般社団法人日本医療情報学会 医療情報技師育成部会 |
想定される受検者 |
・病院情報システム、電子カルテシステム、健診システム等のユーザ ・その他、業務として医療情報を取り扱う方々 ・将来、医療分野の専門職や医療情報を扱う職務に従事することを目指す学生 |
求められる知識範囲 |
医療情報を扱う人が誰でも共通に持っておくべき、以下の領域の基礎知識を問います。 1.医療制度と医療関連法規 2.病院業務と病院の運営管理 3.医療情報の特性と医療の情報倫理 4.コンピュータの基礎 5.情報システムの基盤技術 6.医療情報システムの構成と機能 7.医療情報の標準化と活用 |
到達目標と教材 |
到達目標 医療情報技師育成部会ホームページに掲載しています。 掲載している到達目標は、ダウンロードすることができます。 出題例をダウンロードできます。 出題例ダウンロード[PDF版] 教材 医療情報の基礎知識 改訂第2版 第15回~20回医療情報基礎知識検定試験問題付(南江堂)☆2019年9月発行☆ 第4版医療情報サブノート(篠原出版新社) 医療情報基礎用語集第1版(医療情報技師育成部会) ※基礎用語集はダウンロード版となっております。お申込みはこちらから可能です。 |
試験問題 |
四者択一形式、80問(マークシート形式) |
受検料 |
5,000円(税込み) |
試験実施時期 |
原則として、6月上旬と11月上旬の年2回 |
試験会場 |
医療機関、事業所、教育機関などで受検できるように、試験会場は公募しています。 詳しくは、医療情報技師育成部会ホームページをご覧ください。 |
結果通知 |
得点率75%(80問中60問の正解)をもって合格とし、合格者には合格証を発行します。 また、受検者が自分の知識を客観的に評価する機会を提供するものとして、受検者全員に領域別の得点および合計得点をお知らせします。 |