医療情報技師育成部会にようこそ

2019年9月
一般社団法人 日本医療情報学会
医療情報技師育成部会
部会長 中川 肇(富山大学附属病院)

 令和元年6月に部会長に就任いたしました富山大学附属病院医療情報部中川です。
 私が医療情報技師育成部会(部会)の仕事の参画して以来、すでに15年以上経過し、14000人を超える医療情報技師、約400人の上級医療情報技師が誕生して各地で活躍をしています。まことに喜ばしい限りです。
 現在の医療は多くの情報をもとづいて診断治療がなされています。福祉分野でも同様に多くの情報を種々のケアがなされています。それらの情報は画像情報、波形情報、音声情報などのマルチメディアの世界であり、これらを統合利用し、かつ、長期間保管し、それを研究に利活用し診断治療に還元することが喫緊の課題です。内閣府はサイバー空間フィジカル空間を高度に融合させたSociety5.0構想を2018年に発表しています。その中で、医療介護分野では、「ロボットによる生活支援・話し相手などにより一人でも快適な生活を送ること」「リアルタイムの自動健康診断などでの健康促進や病気を早期発見すること」「整理・医療データの共有によりどこでも最適な治療を受けること」「医療・介護現場でのロボットによる支援で負担を軽減すること」を例示しています。すなわち、この構想のリーディングポジションを取る役割こそ、医療情報技師と上級医療情報技師といえましょう。
 部会は医療情報学会の一組織です。本年度から3年間の活動目標として、
  1. 医療情報技師育成活動の更なる展開(GIO,SBOsの見直しと教科書の編纂)
  2. 医療情報技師および上級医療情報技師の活躍の場の拡大
  3. 日本医療情報学会の教育委員会、研修企画委員会との連携強化
  4. 同様の資格制度を有する諸外国の現状把握
 を挙げました。PDCAサイクルを回すことが肝要です。歴代の部会長の卓越した指導力とエネルギッシュな行動力をお手本に、ポリシーを継承していきたいと思います。

 どうか育成部会の方向性をご理解の上、みんなで力を合わせて部会を盛り上げていきましょう。


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